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No.1576
(ぶんがくのこみち 25.らいさんよう)
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「松翠缺くる処海光露わる 六年重ねて来たる千光寺 山紫水明指顧に在り 萬瓦半ば暗くして帆影斜めなり 相傳う残杯未だ傾け去らず 首を回らして苦に諸少年に嘱す 記取せよ先生曽て酔いし処と」広島県竹原市生まれの歴史家・漢詩人。陽明学者でもあり、「日本外史」「日政記」などを著し明治維新の成就にも寄与しました。尾道には文雅の友が多くたびたび来遊しましたが、この詩は文政12年に千光寺山に登ったときの作品です。
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「松翠缺くる処海光露わる 六年重ねて来たる千光寺 山紫水明指顧に在り 萬瓦半ば暗くして帆影斜めなり 相傳う残杯未だ傾け去らず 首を回らして苦に諸少年に嘱す 記取せよ先生曽て酔いし処と」
広島県竹原市生まれの歴史家・漢詩人。陽明学者でもあり、「日本外史」「日政記」などを著し明治維新の成就にも寄与しました。尾道には文雅の友が多くたびたび来遊しましたが、この詩は文政12年に千光寺山に登ったときの作品です。