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大浜埼灯台と灯台記念館(おおはまさきとうだいととうだいきねんかん)
しまなみ/百島エリア
しまなみ海道因島大橋がかかる海峡を「布刈(めかり)瀬戸」と言い、古くから交通の要所として数多くの船舶が行き来しています。
その海峡を航行する船の安全を守るため1894年(明治27年)5月15日よりこの灯台が点灯され現在まで活躍しています。
また灯台そば建つ3つの塔が象徴的な「灯台記念館」(旧大浜埼船舶通航潮流信号所)は、1910年(明治43年)4月に建築されたもので1954年(昭和29年)4月に業務停止するまで航行する船に潮流の情報を伝える業務を行っていました。木造の潮流信号所として現存しているのは国内ではここだけで、土木学会選出の選奨土木遺産(2005年度)および広島県指定重要文化財(2011年)にも選定されています。
「旧大浜埼通航潮流信号所(通航信号塔、昼間潮流信号機、旗竿)」は、2024年5月に国の重要文化財に指定されることが決まりました。
基本データ
最終更新日:2024-08-07
- 住所・場所
- 広島県尾道市因島大浜町
- 電話番号
- 尾道市因島総合支所しまおこし課
0845-26-6212 - 利用料金
- 無料
- ホームページ
- https://nihonisan-onomichi.jp/news/information/4996/
- 駐車場
- 因島アメニティ公園または因島大橋記念公園駐車場利用(各無料)
- 定休日
- なし
- アクセス
- 【本州方面より】しまなみ海道「因島北IC」より車で約10分
【四国方面より】しまなみ海道「因島南IC」より車で約15分
※駐車場より徒歩5分 - 備考
- 【布刈(めかり)瀬戸の概要】
幅:約800m
最大水深:約50m
潮流の速さ:最大約5ノット(約9㎞)
【大浜埼灯台の概要(看板より)】
位置:北緯34度21分17秒 東経133度10分36秒
初点灯:1894年(明治27年)5月15日
構造:円形石造
灯質:等明暗白光 明3秒暗3秒
光度:3,500カンデラ
光達距離 11.5海里(約21㎞)
高さ:基礎上から灯台の頂部まで9.3m、平均水面から灯火中心まで18.0m
【灯台記念館の概要】
正式名称:旧大浜埼船舶通航潮流信号所
建築年:1910年(明治43年)4月
閉鎖年:1954年(昭和29年)4月
形式:木建造物(切妻屋根、角塔)
諸元:信号塔3基
付帯設備:貯水槽・旗竿
2005年(平成17年)度 土木学会選奨土木遺産
2011年4月21日広島県重要文化財指定
※入館不可(窓越しでの見学は可)
※金額は調査時のものです。詳細については各施設にお問合せください。
関連リンク
マップ
大浜埼灯台と灯台記念館のアルバム