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イベントカレンダー

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菅原智子展 -まだ知らない風景-

Information

日付
2017年10月28日(土)~2017年12月10日(日)
開催時間
10:00-18:00
【休館日】水・木曜日(祝日開館)
●ギャラリートーク 10月29日(日)14:00~ 参加無料
開催場所
MOU尾道市立大学美術館

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住所
広島県尾道市久保三丁目4-11
内容
本学の非常勤講師をしている菅原智子の作品展です。
菅原は、イタリアに拠点を置き、各国で展覧会を開催しています。油画・テンペラ・モザイク壁画など様々な技法を追求してきた約30年の創作の軌跡を紹介します。また、作品のみならず、作者自身が行う作品展示により生み出される空間も見どころの一つです。
料金
無料
お問合せ先
0848-20-7831
関連WEB
MOU尾道市立大学美術館
補足情報

菅原は、暮らしの中で目にする野菜や植物などの形や色に強く惹かれるといいます。自然の働きによって生成された形。色素や細胞壁の重なりによる発色。一方、人為的に作られたものに対して、拒絶に近い感覚を抱くこともあるそうです。実際、菅原の制作の軌跡を振り返ると、意図的に引かれた線や形が徐々に消えていくのに気づかされます。90年代のテンペラ作品では不定形な実体と影のような形が描かれていますが、テンペラと油を併用した近作では描画の痕跡は消え、水と油の作用で偶発的に生まれた滲みや染み、液体の溜まりなどが織りなす繊細な表情が主役として存在しています。制作の最中、作家は平面上に現れる微細な現象と対話しながら色を重ね、多くの作品は数十もの層で成り立っています。次の層で何が起きるのかは実は作家もわからないといいます。経験値が保証する領域を乗り越えつつ、偶然と作為のはざまを縫って制作は進行し、予定調和を超えたところで終了します。そこには偶然性への開かれたスタンスと鋭敏な状況観察にもとづく意志的選択という二つの相反する要素が緊張感を持って存在しているのです。菅原は古い邸宅や教会など時間の染み込んだ場での展示も数多く行ってきました。この度は和風モダンのテイストを持つ当館での展示となります。初期から近作まで約30年の時間の幅を持つ作品群が作家の手により美術館の空間に配置されていきます。作品と空間がどのような相互作用を持つのか、ぜひ、会場で体感してください。


 
当日イベント

開催期間が1日の祭りやイベントです。この日限りの催し物です、ぜひお見逃しなく!
(イベントの名前・画像をクリックすると詳細ページがご覧になれます)

第5回因島ウォーキング大会【要事前申込】
12月3日(日)
第5回因島ウォーキング大会【要事前申込】/因島アメニティ公園(スタート/ゴール)しまなみ・百島エリア(因島)
初冬の瀬戸内の風景や因島を代表するスィーツを堪能しながら因島をウォーキングしてみませんか?
気軽に楽しめる5㎞の初心者コース、ちょっと本格的な20㎞の上級者コースの2コースで開催されます。
Aコースではフリーアナウンサーとして活躍中の西田篤史さんがゲストで参加します。
村上海賊の食文化創造
12月17日(日)
村上海賊の食文化創造/因島市民会館しまなみ・百島エリア(因島)
日本遺産に認定された「村上海賊」の魅力を食を通して発信をする催しです。
また、中四国地域の日本遺産PRブースを開設しておりますのでこの機会に日本遺産の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
ふれあい朝市 〆の市
12月28日(木)
ふれあい朝市 〆の市/尾道駅前緑地おのみちエリア(市街地)
毎週第1・第3日曜日に開催している「ふれあい朝市」今年最後の朝市です。
尾道で採れた野菜や魚介類などで年末の食卓をにぎわしてみませんか?
期間イベント

開催期間が期間にわたっての祭りやイベント情報です。
(イベントの名前・画像をクリックすると詳細ページがご覧になれます)

平山郁夫美術館「平山郁夫 歴史遺産を描く」
8月27日(日) ~ 12月3日(日)
日本画家・平山郁夫画伯がライフワークとして訪れていたシルクロードや世界遺産などの歴史遺産が描かれた作品を中心にご紹介します。
9月5日(火) ~ 12月3日(日)
圓鍔勝三彫刻美術館「圓鍔勝三旅展」/圓鍔勝三彫刻美術館(広島県尾道市御調町高尾220) おのみちエリア(御調)
文化勲章を受章した尾道市御調町出身の彫刻家 圓鍔勝三の特別展です。
尾道芸術祭 十字路-ONOMICHI ART CROSSROADS-
9月16日(土) ~ 12月3日(日)
尾道芸術祭 十字路-ONOMICHI ART CROSSROADS-/アートベース百島、県営上屋3号、ガウディハウスなど しまなみ・百島エリア(百島)
尾道市内で活動する「ART BASE MOMOSHIMA」「AIR Onomichi」「尾道空き家再生プロジェクト」による3つのプロジェクトが交わり、過去と未来、伝統と創造が交差するアートによる十字路で、尾道の新たな魅力が創出されます。
なかた美術館「開館20周年記念Ⅲ ポール・アイズピリ展 アトリエからの夢」
10月7日(土) ~ 2月18日(日)
なかた美術館コレクションを代表するフランスの画家 ポール・アイズピリの所蔵作品のほか、特別出展される初期から最晩年の作品も含め紹介します。
明治の灯台ラリーde 6(ラリードシックス)
11月1日(水) ~ 9月17日(月)
明治の灯台ラリーde 6(ラリードシックス)/大浜埼灯台(尾道)、高根島灯台(尾道)、中ノ鼻灯台(広島県大崎上島町)、男木島灯台(香川県高松市)、大下島灯台(愛媛県今治市)、釣島灯台(愛媛県松山市) 全域エリア(全エリア)
明治時代に設置され、150年を迎える灯台。これを記念して灯台を巡るフォトラリーが開催されます。
瀬戸内の島々に点在する灯台6基のうち、2基以上を巡り写真を撮影しよう。尾道市内からは因島「大浜埼灯台」、高根島「高根島灯台」がチェックポイントになっています。
応募者全員に参加賞贈呈、また抽選で30名に記念品が贈呈されます。
平成29年度尾道市立美術館コレクション展Ⅱ 「尾道市名誉市民・小林和作を中心に」
11月3日(金) ~ 1月14日(日)
尾道市の名誉市民で洋画家の小林和作。
水彩画を基にして描かれた油彩画は彼独自の制作スタイルとされています。
所蔵のコレクションから彼の代表的な作品のほか、その他の作家のコレクションもご紹介します。
再生の軌跡~渡邉義孝 旅のフィールドノート展 〔同時開催〕尾道ガウディハウス再生までのプロセス
11月4日(土) ~ 12月3日(日)
空き家再生物件として有名な通称「尾道ガウディハウス」を会場に、24年間で52か国を旅した渡邉義孝氏の記録をつづった27冊のノートを展示します。
併せて来春グランドオープン予定の「尾道ガウディハウス」再生プロセスをご紹介します。
耕三寺博物館「紅葉まつり」
11月18日(土) ~ 12月3日(日)
耕三寺博物館「紅葉まつり」/耕三寺博物館 しまなみ・百島エリア(瀬戸田)
尾道の紅葉の名所・耕三寺博物館で紅葉狩りを楽しんでみませんか?
真っ赤な紅葉に染まる境内では、この時期しか公開されない「紅葉の小窓」の特別開放や紅葉を使ったしおり作り、写真コンテストなどが開催。
SNSでフォローすると入場料が割引になるサービスも行われます。
平山郁夫美術館「平山郁夫の原点 瀬戸内とシルクロード」
12月4日(月) ~ 3月20日(火)
平山郁夫画伯が生涯を通して描き続けたシルクロードと生まれ育った瀬戸内の風景。画伯のアイデンティティをはぐくんだそれらの風景をご覧ください。
第9回高校生絵のまち尾道四季展
12月23日(土) ~ 1月14日(日)
第9回高校生絵のまち尾道四季展/MOU尾道市立大学美術館 おのみちエリア(市街地)
高校生の若く瑞々しい感性で尾道を描いてほしい。
そんな想いで、隔年開催を続ける「高校生絵のまち尾道四季展」(主催/高校生絵のまち尾道四季展実行委員会)。
今年度開催した「第9回高校生絵のまち尾道四季展」の尾道賞(最高賞)作品10点、秀作10点、入選130点が4会場で展示されます。
この内、当美術館では、今回の尾道賞(最高賞)作品10点、秀作10点、そして過去の尾道賞作品の中から15点が展示されます。
大きく伸びようとしている若き才能の芽吹きをご鑑賞ください。