おのなびの
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尾道
ぶらり尾道探検隊|
6年間に渡って取材した尾道の情報アーカイブです。情報が古いものもありますが、まだまだ使える情報が盛りだくさん。まずは読んでみてね。
2004年1月号:Vol.19
寒い時はお花で心を和ませよう!ちょっと暖かくなるね。
向島洋らんセンター
少し遅くなりましたけど、明けましておめでとうございます。
今年も『おのなび』をよろしくお願いしま〜す。
今年1発目は尾道の対岸の向島(「むかいしま」と読む。「むこうじま」ではないよ)の「向島洋らんセンター」まで足を伸ばしてみました。
取材当日はとても天気が良くておまけに風もほとんどない、ほのぼのした一日でした。
この調子じゃ担当D、まだしばらく正月ボケも治りそうにありません・・・。
さっそく出発です。今回は尾道駅前からすぐの「福本渡船」を利用しました。
久しぶりの船旅(ちょっと大げさ)でなんだかうれしい。3分で対岸に到着です。
「向島洋らんセンター」まで尾道駅前より片道約4km。今回は車を使ったんですが、元気のある方は駅前からレンタサイクルで行くのもいいかもしれません。
ただしアシスト付きに限る、っていうのも場所が山の中腹なもんでアップダウンが結構きついです。 自分なら行ける!っていう方は止めませんが・・・。
到着しました。さっそく中に入ってみましょう。
この展示室、写真じゃ良く分かりませんけど、グランドピアノの形をしています。たまにプロの方の演奏会も行われています。
またランの香りと相まって幻想的な雰囲気を醸し出しています。
建物の外には池があり、水面から乱反射した光が天井にゆらゆらと照らし出しています。
展示室の中にはさまざまな形、色、香りをしたランが所狭しと展示してあります。
いろいろ説明するのもいいですけど、ここはひとつ写真を見てもらったほうがいいかもですね。
展示コーナーの傍ら、いろいろな説明ボードが展示してあります。担当D、ほとんどランについての知識がなかったのでいい勉強になりました。
バニラってランから取れるんですね、知らんかったー。
他にも食用や薬になるランもあるみたいです。
こうやって見ているとランは昔から人間の生活に深く根付いている大切な植物なんですね。
またランを通して環境を考えるコーナーもあり、子供さんの学習の場としてもいいんじゃないでしょうか。
今度は展示室からいったん外へ出て育苗施設のほうへ行ってみましょうか。
園内にはたくさんハウスが建っていて、その中は一面ランの苗がきれいな花を咲かせるため、すくすく育っています。
ランは寒さに弱いんでスタッフの方も気を使って扱っているようでした。
ちなみにどのハウスも見学できます。
そのほか芝生の広場や遊歩道なども整備されているのでこれからのシーズン、家族連れでのんびりするにはもってこいって感じでした。
売店もあり、お気に入りの花を買うこともできます。
最後にスタッフの林原さんにお話を伺いました。
『普通の観光施設は遊びに行くと帰りは疲れてしまう。しかしこの洋らんセンターは自然があふれていて、その自然と対話し、疲れを取っていただける施設だと思っています。
3月には「洋らん祭り」もありますので是非お越しください。』とおっしゃっておられました。
一年を通してランがあふれているので、ファンの方は是非どうぞ。
開館時間: 9:00〜17:00
休館日: 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始
入場料: 大人(高校生以上)400円
小人(小・中学生)200円
※ 20名以上の団体は10%引き
問い合わせ先:向島洋らんセンター
広島県尾道市向島町4090−1
[地図はこちら]
TEL:0848−44−8808
HP:http://www.urban.ne.jp/home/orchids/