おのなびの
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尾道
ぶらり尾道探検隊|



6年間に渡って取材した尾道の情報アーカイブです。情報が古いものもありますが、まだまだ使える情報が盛りだくさん。まずは読んでみてね。

2003年7月号:Vol.13
またまたワンダーランドができちゃった!
園山春二Produce 尾道アート館 特集

「おのなび」スタートより丸1年たちました。
これも皆様のご愛顧の賜物です。引き続き尾道の旬の話題を提供していきますので、これからもよろしくお願いします。(たまにはまじめモードということで・・・)
取材日:今年の5月連休辺りに… 天候:はれ 取材地:尾道アート館

【ココです】
今回は「尾道アート館」を訪れてみました。
昨年の10月の特集「招き猫美術館」の回でお世話になりました園山春二先生がやっておられる美術館(?)です。
どのようなものかちょっと一言で表すのが難しいのですが・・・。

まず場所ですが、招き猫美術館より約100m山側に登ったところにあります。
天寧寺の三重塔のすぐそばです。でも来たはいいけど、ここだってすぐに分かる人ってあまりいないんじゃないでしょうか?

ひいふう…。狭い路地「猫の細道」をあがっていくと…。
ん〜、ここでいいのかな? とりあえず中に入ってみましょう。

【中に入る】
階段を上って敷地に入ると「おひつ」の料金箱があります。
なんかこの時点から不思議な雰囲気が充満しています。ちなみに入館料100円。

ふと目を移すとそこには・・・????
なんか崩れかかったあばら屋敷がありますね。大丈夫なんでしょうか・・・。

でも家の中をよく見るといたるところに園山先生のトレードマークの石猫がいます。


部屋の中に飾ってある木の枝にはふくろうの巣があります。

壊れかけの社には福助もいました。
何かきてるよ〜〜。コレ。
担当D、この時点でなんだか頭がトリップしてきました・・・。

【ワールド】
気を取り直して(?)隣にあるもう一軒の建物にも入ってみましょうか。
前の建物よりはしっかりしてそうですが・・・。

簾をくぐるとまず眼に飛び込んでくるパソコンのモニター。あと壁にはスクリーンが貼ってあって、スライドが上映されています。

このときは「尾道の猫」特集だったようです。なんか完全に「園山ワールド」に飲み込まれてしまったみたい。
ワ〜ルドですよ、ワ〜ルド。エンドルフィン出まくり。

【仕掛けに人に】
古い家の中に新しいもの。しばらくボーっとしているとなんだかこのミスマッチが心地よく感じてくるから不思議です。
最初は頭の中が「?」状態で「何で?どうして?」と考えていたのですが、どうやら考えること自体が無意味なようです。
このときちょうど隣にある「梟(ふくろう)の館」(またそのうち特集します、たぶん)に愛犬「メロディー」を連れて園山先生がいらっしゃっていました。
ということで記念に1枚パチリ。このときは少し忙しそうにされていたのであまりお話を伺えませんでした。残念。

【最後に】
今まで見向きもされなかった廃屋を、少しの工夫でとても魅力のあるものに変えてしまう発想力には脱帽です。
皆さんも尾道のミステリースポット・・・、失礼、園山パラダイスに遊びによってみてはいかがですか?

色々と元気も分けてもらえるよ「尾道アート館」。
世の中自由に発想しよう!!の心が充満してます。

尾道アート館・メモ
開館日: 土曜日・日曜日・祝日のみ
開館時間: おおよそ11:00〜17:00
(念のため招き猫美術館に確認した方が良いかも…)
場 所: 招き猫美術館より、「猫の細道」を100mほど登る
入館料: 100円
お問合せ先: 招き猫美術館(0848−25−2201)
招き猫美術館は火曜日が定休日です。
園山先生ホームページ: http://sonoyama.cua.co.jp/(現在閉鎖中)